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胃カメラ(=胃腸内視鏡)

オリンパス290

当院では、消化器疾患の専門的な治療を行っており、最新のオリンパス製290シリーズという内視鏡機器や苦痛が少ない安全な胃内視鏡検査ができます。
また、胃内視鏡検査では経鼻内視鏡も完備しておりますので検査も楽に行えます。

 
 
 
 
 
 
 
 
 

胃カメラでわかる病気

胃の病気

急性胃炎

飲酒、痛み止めや抗菌薬などの服用、ストレスなどによって発症します。
治療で速やかに症状が改善しますが、 痛みが再び起こるようでしたら内視鏡検査を受けるようおすすめしています。

慢性胃炎

ピロリ菌感染との関連が深いとされており、胃の痛みを持続的に感じます。繰り返す炎症により胃粘膜が萎縮する萎縮性胃炎の場合、ピロリ菌感染との関連が証明されています。びらんや潰瘍を起こしやすく、分化型腺がんである胃がんを発症しやすくなると指摘されています。
特に胃がんに関しては、発症したほとんどの方がピロリ菌に感染しているとされています。胃内視鏡検査で胃粘膜の状態を直接観察し、状態に応じた治療が重要です。
また、ピロリ菌に感染している場合には、除菌治療をおすすめしています。
除菌治療が成功すると、症状の改善が期待され胃がんの発症リスクを下げることが出来ます。

胃潰瘍

ピロリ菌感染により起こっているケ一スが多いのですが、飲酒や痛み止めなどの服用が原因で起こることもあります。潰瘍からの出血がない場合には、抗潰瘍薬の内服で効果的に症状を改善できます。出血の有無などを確かめるためには、内視鏡検査が必要です。
 

胃ポリープ

胃底腺ポリープ、過形成性ポリープ、炎症性ポリープ、腫瘍性ポリープに大きく分けられます。腫瘍性ポリープの場合には、できるだけ早く切除する必要があります。胃底腺ポリープは胃の状態が良好な場合にできるケ一スが多く、がんとの関連性がないため経過観察の必要もありません。
過形成性ポリープ、炎症性ポリープは大きくなった場合、出血による貧血が起こる場合があり、がん化する可能性がゼロではないので経過観察して必要になれば切除を行います。
内視鏡検査では組織の採取もできるため、確定診断のために内視鏡検査が必要です。
 

早期胃がん

日本ではまだ胃がんの罹患率や死亡率が高いのですが、早期発見により内視鏡的な切除で治すことが可能な病気です。
ほとんどは、ピロリ菌感染によって起こった|曼性胃炎から発生するため、内視鏡検査で粘膜を直接観察して早期発見することが重要です。
 

ピロリ菌

ピロリ菌の感染経路は完全にはわかっていませんが、発展途上国でピロリ菌感染が多いことから、ピロリ菌に汚染された水や食物を摂取することで感染すると考えられています。また成人での感染はほとんどなく、ほとんどの場合乳幼児の時期に感染します。
衛生状態の良くなった日本では、ピロリ菌に感染している親から赤ちゃんに口移しで食べ物を与えることなどで感染してしまうと考えられています。
そのため、若い世代が子どもを持つ前に除菌治療で除菌することで次世代への感染を防げます。ピロリ菌感染を放置していると萎縮性胃炎から胃がんに移行するとされていますし、除菌治療は胃炎の症状を改善させます。
保険診療で除菌治療を受けるためには、まず内視鏡検査を受ける必要があります。

食道の病気

逆流性食道炎

胃酸などが逆流して、防御機能のない食道に触れて炎症を起こしている状態です。胸やけや酸っぱいものが上かってくる呑酸、咳などの症状があります
生活習慣によって起こっていることが多いため再発しやすい傾向があり、炎症が長期にわたるとバレット食道を発症し、食道がんに移行する可能性もありますので、定期的に内視鏡検査を受ける必要があります。

バレット食道

逆流性食道炎の炎症が長期間続いて、食道の扁平上皮という粘膜が、円柱という粘膜に変化してしまっている状態です。
食道がんのリスクがとても高い状態で、適切な治療と定期的な内視鏡検査が不可欠です。

食道がん

胸やけやつかえる感じで発見されることが多く、飲酒や喫煙が関与していることがわかっています。早期に発見することで内視鏡的な治療により治せる可能性が高まりますので、症状に気付いたら早めに内視鏡検査を受け、組織を採取して確定診断を受けるようにしてください。

十二指腸の病気

十二指腸潰瘍

ピロリ菌感染が原因で起こる場合もありますが、胃酸の酸性度が高いことによって発症することもあります。
胃酸が原因の場合には胃酸を抑えるプロトンポンプ阻害剤の内服により改善します。
発症に生活習慣が大きくかかわっているため、食事療法なども行っていきます。